2013/09/06

FAB9【Day2 PM: WORKSHOP】

Day1〜3の午後は、Tools, Processes, Projects, Programsという切り口からの4つのワークショップが同時進行で開催されます。
事前登録はなく、それぞれの興味関心のあるワークショップを選んで参加。
会場は、Super Fab Lab(北仲BRICK)か、Welcome Receptionの行われた Fab Forum(ヨコハマ創造都市センター)に移動します。


【Programs: Fab Academy/1.5h】
私は"Fab Academy - Distributed Education"を選択!
Fab Academyは、世界中をネットワークでつないで同時に開催される20週間のコースで、MITのLabの方をはじめ有識者からのサポートを直接受けることができます。
毎週の19の課題をクリアーし、最終課題でニール氏に合格をもらって見事修了すればファブマスターになることができます。
(参考)http://www.fabacademy.org/

 受講料は$5000!ただし、奨学金制度をうまく利用できれば少し安くなる…!?
ファブマスターを目指す人、Fab Lab のオーナーになる人必聴のセッションでしたが、参加者にはその意識の高い人が多く、熱心な質疑応答が交わされました!

次回は来年1月から開催予定とのこと。日本からの参加は時差がありますが、受講すれば技術的なことはもちろん、世界の同志とのネットワーク等、かけがえのないものを得ることができそうです。


【Fab Foo WORKSHOP/1.5h】
参加者/団体が即興で行うセッション!
当日の朝、実施する人がこのデカPost It に自由にノミネートし、興味を持った人がその場所へ行くという仕組みは、すごくFab Lab らしくて面白いと思います。

私は移動中に見かけて気になっていた、大型プリンターから出力中の巨大なカエルのペーパークラフトの実態を確認すべく、Roland DG社のワークショップに参加しました。
プリント+カット機能を持つ VP-300i http://www.rolanddgn.com/Products/detail.html?id=11 という製品を使ったアイデアから生まれたサンプルを用いた、プレゼンテーターのGiovanniのセンス光るNice Sessionでした!

セッション終了後、上述のカエルを完成させてよいというので、仙台FLATの太田さん・門傳さんと分担作業。素材に弾力があって手強かったですが、無事に完成しました!
明日はDigital signageを使ったinteractiveなものを作るワークショップとのことで、少し期待しています!




Day2レポートはここまで。

2013/08/23

FAB9【Day2 AM: PRESENTATION!】

初日参加できなかったため、DAY2からレポート再開します。
初めてのFAB9はとても忙しくて楽しい、まさにFabulousな1日でした!

【PRESENTATION】
午前中は参加者が一同に集まるスタイルの”PRESENTATION”!
開講記念会館(a.k.a. Fab Forum http://www.city.yokohama.lg.jp/naka/kaikou/)にて、
ニール・ガーシェンフェルド氏のドラで1日がスタートしました!


ニール&シェリー・ラシター女史。”Good morning!昨日の夜、FAB FOOD FUN!で巻き寿司作った人は誰!?”

前半の1時間半は、各地域のFab LabからのLab紹介が"Ignite"形式(FAB9では1Labあたり15 秒で自動的に切り替えられる12枚のスライドを使用。参考→http://igniteshow.com/howto)で進みます。
Day1は北&南アメリカエリア、Day2はヨーロッパ&南アフリカ、明日Day3は我らがアジア&パシフィックのLabが順次プレゼンを担当します。

本日は14のプレゼンテーターから各ラボの歴史や特色などが伝えられました。
初日ということもあり気負って参加していた私は、楽しくて小気味よいプレゼンテーションの様子に、肩の力が抜けて行くのがわかりました。


なんと言ってもヨーロッパのFab Lab の自由さ!
立ち上げの苦労はどこもあるようですが、Labの成長とともにスペースも人も拡張され、ユーモア満載で気負わずのびのびと楽しんでいる様子に心を打たれました。


【Morning Fabbercise!】
そして、coffee breakの前のストレッチ"Morning Fabbercise!"
今朝は韓国からの参加者主導のエクササイズ(笑)
ここでも毎日受付を担当してくれているこま曰く、昨日はラジオ体操だったんだそう!ショック!! 逃しました!!

Break中に話す人によく聞かれるのは、”あなたのラボは今何歳?” ”2歳とちょっと”
まだまだBabyな鎌倉。好きなように楽しんでいいんですよね!
そのことに気づけたことが、今日一番の収穫だったのかな、と思います。

【Invited Talk - Technology】
後半の1時間はRoland DG社 http://www.rolanddg.co.jp/の Jun Ito氏、ミリングマシンベンチャー"Other Machine Company" http://otherfab.com/のMike、3Dプリンターベンチャーの"Formlabs" http://formlabs.com/ のMaxより、製品紹介や事業の説明があり、最後には互いのコラボレーションやスポンサー契約の話も!?
事業拡大必至(?)の各社の今後に注目です!
(to be continued...)

FAB9 Day0【北仲ブリック aka SUPER FAB LAB!】

YCCと道を挟んで反対側にある、年季の入った建物の入口に、鎌倉からのFAB9事務局メンバー、こまが受付していました!



おつかれさま!!

ここの2階が写真の部屋。様々な素材や機械が所狭しと詰め込まれています!!
ショップボットは3階にあるらしい…!会期中に触れるかな…?

こちらでも毎日14:00-15:30にそれぞれのフロアで2つのワークショップが並行して開催される予定。ギークな人々の化学反応があちこちで起こる、たまらない一週間になるのでしょう! 




FAB9 Day0【KAGAMIWARI(BIRAKI?)】

Fab Lounge 3階のWelcome partyの会場にて、スパークリングSAKEが振舞われ、田中先生たちが鏡開き!皆で乾杯しました。
今日は参加者以外にプレスの方も多く来場されていました。


 このFab Loungeの3階には、6〜7台のミシン、コンパクトなカッティングマシンが置かれており、毎日午後14:00-15:30に2つのワークショップやセッションが並行して行われる予定。
北仲のThe Fab Lab!!な雰囲気とは異なり、ソフトな印象です。

天井の高い素敵な雰囲気の1階ではスポンサー企業のデモが毎日開催される模様。

お持ち帰りくださいといただいた波波彫刻の枡、すごく可愛いです
SFC田中研・筧研の皆さま、ゆうかさん、こま始め事務局の皆さま、素晴らしい準備ありがとうございます!!

FAB9 Day0【Heading to 馬車道!】(注※ 2日+遅れの投稿です)

<<いよいよ明日から1週間に渡ってFAB9が横浜で開催されます!今回鎌倉のメンバーとして参加させていただく幸運に感謝し、フィードバックを兼ねてレポートしていきます>>

世界中から横浜へサマーキャンプに集まって来ている人たちの雰囲気を感じに、Welcome partyの行われるFab Lounge(ヨコハマ創造都市センター, YCC)へ向かっています。(追記:8/20(火)18:00より開催されました!)

ちなみに初日の明日は仕事のため参加できず…夜のCookingのみのぞきに行く予定です


【Fab Lounge 潜入!】
みなとみらい線 馬車道駅からすぐのヨコハマ創造都市センター(YCC)へ

ランドマークタワーの手前右に見えるのが、期間限定Fab Lab の北仲BRICK!

そして道を挟んで向かいの建物がYCCです。

YCC 1階。天井が高いけれど落ち着いた雰囲気です!レセプション会場は3階とのこと。わくわく。



仕事が長引いてしまい、着いたときにはすでにはじまっていました!
浴衣姿のゆうかさんが司会をされてます(^ ^) 

2013/08/19

FAB9 - 第9回 世界ファブラボ代表者会議 横浜

いよいよ今日から1週間、FAB9 が横浜で開催されます。
このFAB9、今年で9回目の開催となるファブラボの国際会議ということですが、一体どんな会議なのでしょう!?

公式サイトはこちら
http://www.fab9jp.com/

左サイドのメニューを上から2番目から見て行くと…
1) Hello! from JAPAN  http://www.fab9jp.com/hellofromjapan.html
FAB9実行委員メンバーは以下の方々。
Neil Gershenfeld/ Director, Center for Bits and Atoms, MIT
Hiroya Tanaka / Director, Social Fabrication Center, Keio SFC
Sherry Lassiter/ Center for Bits and Atoms, MIT/ Global FabLab Network

Youka Watanabe/ FabLab Kamakura, Visiting researcher SFC (DESIGN)
Shohei Aoki/ the University of Tokyo, Visiting researcher SFC (TECHNOLOGY)
Daijiro Mizuno/ Co-Director, Social Fabrication Center, Keio SFC (FOOD)
Hironori Iwasaki/ Visiting researcher, Social Fabrication Center, Keio SFC (SYMPOSIUM)
Yasuaki Kakehi/ Co-Director, Social Fabrication Center, Keio SFC (EXHIBITIONS)
Kazuo Ohno/ International Media Research Foundation (tresurer) 
Hiroki Sugiura/ Yokohama Community Design Lab (MEDIA RELATIONS) 

MITのニール・ガーシェンフェルド氏をはじめ、SFCの田中浩也先生、MITのシェリー・ラシター女史、鎌倉の渡辺ゆうかさん、東大の青木さんら、MITとファブラボJAPANの発起人の方々自らで企画・運営されている国際会議です!
ファブラボネットワークのど真ん中を体感できる場になること間違いありません。

2) History http://www.fab9jp.com/history.html
第2〜8回までのファブラボ代表者会議の歴史。初回はMITでしょうか(http://cba.mit.edu/events/)
FABnとは、そう、毎年夏に5〜1週間、世界中のファブラボの運営者が集まるサマーキャンプなのです。
Fab2 Lyngen, Norway, August 12-13, 2005 ノルウェー(リンジェン)
Fab3 Pretoria, South Africa, June 26-30, 2006 プレトリア(南アフリカ)
FAB4 Chicago, USA, August 19-24, 2007 シカゴ(アメリカ)+ Mobile Fab Lab
FAB5 Pune, India, August 16-21, 2009 プネー(インド)
FAB6 Amsterdam, Netherlands, August 15-20, 2010 アムステルダム等(オランダ)
FAB7 Peru, Lima, August 14-19, 2011  リマ(ペルー)
FAB8 Wellington, New Zealand, August 22-28, 2012

ちなみに来年の第10回の開催地はバルセロナと決まっているようですね


3) venues http://www.fab9jp.com/venue.html
FAB9はその役割ごとに5会場に移動しながら開催されます。
前夜に行われるWelcome Receptionと毎日午後のワークショップ(4つの内の2つ)は、みなとみらい線馬車道駅のほぼ真上にある横浜アイランドタワー内、ヨコハマ創造都市センター(aka Fab Lounge)にて。

会期中限定のFab Labとして整備されたのは、道をはさんで向かいにある北仲Blickという建物の2階3階。
こちらでも毎日午後に2つのワークショップが開催されます。

他に、午前中のセッションの行われるFab Forum(開港記念会館 http://www.city.yokohama.lg.jp/naka/kaikou/)、期間中の8/26にOPENする日本で6番目のFab Lab 関内 http://fablab-kannai.org/、8/26のシンポジウムが開催される、神奈川芸術劇場 KAAT http://www.kaat.jp/ が会場になります。
T字の道路に面したコンパクトな会場構成で、参加者も暑い夏をうちわ片手に街を散策しながら歩いて移動できそうです。

できるだけ会期中に実際に足を運んでレポートしたいと思います。

では、メニューは残っていますが、、FAB9がはじまってしまったので、ここで一旦ストップ。

つづきはまた後ほど



2013/06/04

XBeeを手にいれよう!

単純なモノを作っても、そのケーブルなんかが
ぐるぐるひっかかってしまったら
結局取り扱いの難しいモノになってしまう。
特に体も小さく不器用な子どもたちにとっては、
それ単体で扱えることは、とても大切。

そこで活用されているのが無線を簡単に扱える
モジュール、XBee!


(参考)トランジスタ技術「超お手軽無線モジュールXBee」お役立ちページ 
http://toragi.cqpub.co.jp/tabid/534/Default.aspx

XBeeは、ZigBeeプロトコルの簡易バージョンに準拠した製品。メーカーはDigi社
仕様書もDigi社のものがオススメ

switch scienceでもいろいろ売られています。これがないとエプロン作れないし、まずは買って遊んでみよう。

http://www.switch-science.com/catalog/list/7/

Let's make a Mom's Dream tool !!

Fablab鎌倉メンバーのののちゃんのオススメで見たこのサイト
http://arduino-japan.com/what-is-arduino/
Arduinoというマイコンボードについて、とてもわかりやすく紹介している記事なのですが、その使用例としてリストされているもののうちの Apron Alartにぐっと来ました。
これはもう日々の生活に取り入れない理由がありません!

子どもと一緒の、忙しい、そして働く親にとっては限られた貴重な時間を、楽しく濃厚なものにするには、コミュニケーションにも工夫が必要!
お決まりの文句で子どもを非難している場合ではないのです…!

これを子供たちが自分で作って母の日にプレゼントしたら、生活は一変するはず。お母さんがエプロンをした瞬間からごはんの完成を待ち始める子供たちの心の準備にはじまり、エプロンをはずすと家中から皆が集まって来るなんて、理想的すぎます。
まぁ、飽きっぽい子供たちのこと、いつまで続くかは疑問ですけど…

忙しい朝に、あの手この手で子どもたちの身支度を促進するアラート、宿題やお稽古ごとの進捗を伝えてくれるアラート、可能性は無限にあります。

まずは普段つけないエプロンをハックして、Arduinoエプロンを作ってみましょう。
気になる作り方は金曜にまとめます。

masako